子どもの虫歯 Q&A
- 虫歯がありました。
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特に、奥歯の乳歯と乳歯の間が虫歯のできやすい場所です。虫歯の穴があく前は、歯が白濁して色が変わります。気を付けて見てあげてください。
*注)神経の処置をした乳歯は、生えかわり時期が遅くなったり早くなったりします。永久歯に代わるまでは大切な歯ですので、しっかりと守りましょう。 - 生えたての大人の歯について
- 6番目の永久歯は、乳歯が抜けないで(乳歯の後からではなく)一番後ろに歯ぐきから直接生えてきます。頭が出たての時が一番虫歯になりやすい時期ですので、しっかり磨いてあげてください。この時期は、虫歯の抵抗性が非常に低い時期ですが、フッ素の取り込む力も高いので、この時期に集中的なフッ素予防が効果的です。また、シーラントと呼ばれる虫歯予防処置が有効です。
- 初期の虫歯(白濁の部分)がありました
- 削る必要はありません。フッ素塗布で進行を抑えることができます。
- 歯に着色、歯石がついていました
- 着色の原因は、お茶など食べ物からくることが多いですが、付きやすさにはお口の中の乾燥も関係します。お子さんは、鼻がよくつまり口だけで呼吸をしていたりしませんか?鼻の問題があるかもしれません。
歯医者を怖がるお子さんは…
泣き叫ぶお子様には、無理して押さえつけたりして治療を始めることはありません。泣いている子は、まず歯科の器具や歯ブラシに慣れてもらうことから始めています。
また泣いたままその日はサヨナラせずに、なるべく人間関係を少しでも作って、次回のお約束をして帰ってもらうようにしています。
小児の教育(トレーニング)
▲バキュームだけ等の工夫を
トレーニングと言っても特別なことをするわけではありません。
例えば…
- 歯ブラシだけをしてもらう
- タービンから流れる水をお口の中に流し、バキュームで吸うだけ
- ユニットに座って装置の説明だけをする
怖がる子どもに対しては、こうしてちょっとづつ、進めていくこともポイントとなります。
歯並びについてのQ&A
- 大人の歯が変な場所から生えてきた
- 乳歯が抜けずに大人の歯が別の場所から生えてくることは可能性として大いにあります。早めに残った乳歯を抜いてあげれば、自然に大人の歯が正しい位置に動いてくれることがあります。
- 大人の歯が生えてくる時期が少し遅いです
- 左右対称に生えかわれば、時期が遅くても問題はありません。左右非対称の場合は、しっかりとした診査をした方が良いかもしれません。
- 生えてきた大人の歯が、平均的な歯と比べて大きいです
- 今、歯が大きくても心配ありませんが、顎が小さいと歯並びが悪くなる可能性があります。これから顎が成長する時期に入りますので、しっかり成長できる環境を作ってあげれば、大人になって歯を抜いて矯正となる状態を避けられるかもしれません。
- かみ合わせがずれている?
- これから顎も成長する時期に入ります。もし正常なアゴの成長を妨げるような歯並びであるならば、今のうちに治しておいた方が良いです。
歯並びの改善(矯正)
お子さんの歯のご相談で虫歯と同じく多い事項が、歯並びについてです。
当院では月1回、矯正歯科の無料相談を受け付けております。
詳しくは小児矯正のページをご覧ください。
初めての方でもお気軽にご相談下さい
平日10-13時 / 15-19時 土曜10-13時 / 14-17時
日曜10-13時 *月2回は休診です
(*最終受付は診療終了の15分前です)
休診:木曜・祝・日曜午後
★土曜の午後は14:00-17:00
※日曜は月2回が休診です
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